西内まりや主演の映画「CUTIE HONEY -TEARS-」(10月1日公開)にて、モデルの石田ニコルが悪のヒロイン役で出演することが分かった。決して艶っぽいとは言えない西内がキューティーハニーを演じることには原作ファンから批判の声もあがっているが、石田の起用でその艶っぽさを補う戦略なのか。映画ライターが指摘する。
「公開されたキービジュアルではノースリーブ程度の露出に留まっていますが、石田はアンダーウェアブランドとのコラボも行うなど、ランジェリー姿を堂々と人前でさらせるタイプ。これならバトルシーンで衣装が破け、素肌をさらすといった艶要素も十分に期待できそうです」
そんな石田の登場を歓迎する声は大きいはず。だが主演の西内にとっては心穏やかではない状況になったのかもしれない。前出の映画ライターがこっそり耳打ちする。
「同じ現役モデルが敵役になったことで、主役の西内が霞んでしまいかねないのです。西内には以前から、美人だけど記憶に残らない顔という声が少なくありません。それに対して石田は濃い目のルックスが印象的なハーフ美女ですし、身長もほぼ互角。それゆえ石田が『主役を食ってしまう』可能性も十分にありそうですね」
女優としての実績では石田をはるかに上回っている西内。今作では主役らしさをいかに発揮できるのかにも注目が集まりそうだ。
(金田麻有)