「飲み会の帰りに電車の中で脇と股がすごくかゆくなっちゃって」
7月2日放送のラジオ番組「オードリーのオールナイトニッポン」でこう語ったのは、オードリーの若林正恭。山里亮太との飲み会の帰りがけだったというが、「山里の近くに長い時間いるとじんましんが出る“山里アレルギー”かと思った」と冗談にしつつも、電車を乗り過ごしてしまったほど尋常でないかゆさだったという。
後日、かかった病院での検査の結果わかったのが「ビール酵母アレルギー」。「若林はビールが大好きで、焼き肉の時も最後までビールだそうです。それほどまでにかゆくなっても、まだ家に6パックもあるオリオンビールを飲みたがる若林に、相方の春日俊彰もあきれていました」(芸能記者)
「かゆくなってもいいなら飲む、というのは大間違い」と語るアレルギー科の医師が続けて言う。
「アレルギーを起こす食品には触れない、摂らない。それが基本です。じんましんが気道にできたら呼吸困難に陥りますし、複数の重篤なアレルギー症状を起こすアナフィラキシーショックを起こせば、死に至ることもあります。若林さんのアレルゲンは『ビール酵母』。ビールだけでなくビール酵母パンなどビール酵母が入った食品はすべてNG。食物アレルギーの方は、自分が食べる食品に何が入っているのか、意識することが大切です」(アレルギー科医師)
好物を飲み食いできないのは何とも辛いが、上手にアレルギーと付き合っていくしかないようだ。
(大門はな)