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小栗旬もこれで安心?「銀魂」実写映画化に原作者が“炎上封じ”の神コメント

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「週刊少年ジャンプ」で連載中の人気ギャグ漫画「銀魂」が小栗旬主演で実写映画化することが決定し、話題となっている。現時点では小栗以外のキャストは発表されていないものの、撮影は今月からスタート。監督はドラマ「勇者ヨシヒコ」(テレビ東京系)シリーズで知られる福田雄一監督が務める。

 コミック実写作品の主演を数多く務めている小栗と、コメディ作品には定評がある福田監督のタッグで挑むわけだが、二次元のキャラクターたちだからこそ生み出せるハチャメチャな笑い要素をどこまで実写で再現できるのか、期待より不安が大きいのも事実。

 ところがそんな中、7月4日発売の「週刊少年ジャンプ」誌面で「銀魂」の原作者・空知英秋氏が実写反対派のファンの心を揺るがすこんなコメントを出している。

「メンバーが豪華だろうと原作が原作ですから基本泥舟。原作の実写化はイメージと違うと叩かれるのが常ですが、もう今さら何をやっても読者の皆さんの『銀魂』のキャラ像はブレないと信じています。ここに集まってくれた方々はそういう覚悟もした上で、それでも泥舟でもいいから『銀魂』に乗りたいと言ってくれた方々ですから、そんな人たちの作るまた別の形の『銀魂』ならコケてもいいから見てみたいな、見てもらってもいいかなと思ったのが実写化をうけた僕の率直な気持ちです。わざわざ沈む船に乗り込んだ“現代”の“侍”たちの姿を見て、笑うもけっこう、泣くのもけっこう。映画と一緒にその顛末もお楽しみあ~れ」(一部抜粋)

 近年、コミック実写化がやたらと叩かれる風潮についても触れつつ、原作ファンを信頼する言葉。さらに自身の作品を軽くけなし、小栗ら出演者へのリスペクトの気持ちも伝わってくる一文だ。

 案の定、実写化に疑心暗鬼になっていた原作ファンにも作者の気持ちは届いたようで、

「すげえ、いいコメント」「空知先生がそこまでいうなら観てみたい」「別作品として楽しむ」など、一転してポジティブな意見が目立つようになった。

「『進撃の巨人』で関係者がついた悪態に比べると、180度真逆ですね。狙ったかどうかは別として、原作者がここまで言うのならファンは何も言えない。今後、このパターンの炎上封じは流行るかもしれません」(エンタメ誌記者)

 空知氏のフォローが逆に関係者へのプレッシャーにもなりかねないが、原作ファンも納得できる作品に仕上げてもらいたいものだ。

(田村元希)

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