7月3日に放送された「世界の果てまでイッテQ!」の企画で中米・コスタリカを訪れた「珍獣ハンター」のイモトアヤコが発した何気ない発言が波紋を呼んでいる。
コスタリカは「幸せに暮らせる国ランキング」の1位に輝く国で、その理由のひとつとして「常備軍を廃止したこと」があるとスタッフに教えられたイモトは、「なんで軍隊がないと幸せなの?」「他の国に攻められた時、軍隊がないと『アチャー』ってなる」など、「国家」と「軍隊」について素朴な疑問を投げかけた。
彼女の「軍隊発言」を受け、ネット上では番組放送中から議論が勃発。「正論を言っている」「何もわかっていない」など激論が繰り広げられた。
そんなイモトに関して、「ぜひ会って話をしてみたい」との声が永田町から聞こえてきた。
「番組を録画で見ましたが、実に真っ当な感性の持ち主だと思いましたね」
とイモトを持ち上げるのは、国政関係者だ。「公職選挙法の改正で選挙権年齢の引き下げが行われた今、こういう疑問こそ、若者に真剣に考えてもらいたい。支持政党の色のついていないイモトさんに『素朴な疑問』を若者と一緒に考える役割を担ってほしい」と真顔で話すのだった。
予期せぬ波紋を呼んだイモトの素朴な疑問。遠からず、彼女のもとに永田町からオファーがあるはずである。
(白川健一)