2月5日に放送された木村拓哉主演のドラマ「A LIFE~愛しき人~」(TBS系)第4話の視聴率が12.3%だったことがわかった。この数字は同ドラマ放送以降、最低記録となる。
「『A LIFE』は初回14.2%、第2話14.7%と記録してきましたが、第3話になると13.9%と下降。そして今回は、さらに前週から1.6ポイントも下げる結果となりました。この日は裏の『世界の果てまでイッテQ! 10周年アワード イモトWT(ワールドツアー)99か国の奇跡2時間SP』(日本テレビ系)が、22.5%という高視聴率を記録したので、そちらに多くの視聴者を奪われたと思われます」(テレビ誌記者)
「イッテQ!」は元々、高視聴率番組だが、今回は芸人・イモトアヤコの約10年間の挑戦を振り返るという総集編的な内容だった。にもかかわらず、「A LIFE」は大差で敗北してしまった。
また次回も、木村は厳しい状態に追い込まれる可能性があるという。
「次回も『イッテQ!』は、ドラマと放送時間が被らないとはいえ、2時間のSPで放送されます。そして9時からは通常通り『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)が放送されますが、同番組も不人気番組ではないため、そのまま『イッテQ!』から視聴者を引っ張っていくことでしょう。さらにテレビ朝日では、人気ドラマ『相棒』の劇場版が放送されるなど、次週も『A LIFE』の苦戦が予想されます」(前出・テレビ誌記者)
かつては20%超えが当たり前の高視聴率俳優だった木村。もしこのまま数字が下がり続け、1桁台に突入となれば、キムタク神話の崩壊が業界から叫ばれることとなりそうだ。
(森嶋時生)