「ポケットモンスター」の新ゲームアプリ「ポケモンGO」が7月6日にオーストラリアとニュージーランド、7日にアメリカで配信スタートとなり、世界的な話題となっている。
実際の町を歩きながらアプリ上でポケモンを捕獲、育成し、他のプレイヤーとバトルしてゆくこのゲーム。配信直後から参加者が急増し、任天堂の株価は1週間で1万円以上、7割近く上昇するなど、海の向こうの騒動が日本の経済に影響を与えているのだ。
日本での配信にはもうしばらくかかりそうだが、早くも警鐘を鳴らすのはゲーム通でも知られるタレントの伊集院光だ。
「伊集院は自身のラジオ番組『伊集院とらじおと』(TBSラジオ)で、このゲームを『スマホを使ってスタンプラリーをやろう、みたいなゲーム』と解説。『僕、大人ですけど今からワクワクしてて。ダイエットの一環のウォーキングにはもう最適なゲームなんです』と期待を寄せていました。しかし、その一方で、スマホの画面に熱中しながら町歩きすることになる、交通安全面での問題を危惧しています。『(歩きスマホは)絶対やっちゃいけない。それをやると、ポケモンが悲しむ』と促しつつ『でも、楽しいゲームだと思って期待してます』と語っていました」(芸能ライター)
先行配信された各国では、アイテムをゲットできる地点に強盗が待ち伏せていたり、不法侵入につながったりと、早くもトラブルが続発しているという。
「ポケモン」と聞くと子どものゲームに思えるかもしれないが、求められるのは大人のマナーのようだ。