7月22日、日本で配信がスタートした「ポケモンGO」。集めたポケモンの数を自慢しあう声が街中でもあちこちから聞こえてくるが、海外では早くもコンプリートしたトレーナーが誕生している。
最初にコンプリート達成が報じられたのはアメリカ・ニューヨークのトレーナー。IT企業で働くその男性は7月21日に、アメリカ国外でないとつかまえられないポケモン3種と、まだ登場しないポケモン9匹を除いた全種をゲットしたとアメリカのネットニュースが伝えている。
すると26日にはロシアのネットニュースが、サンクトペテルブルクの男子学生が“真のコンプリート”を達成したと報じた。この学生はアメリカやアジア、ヨーロッパでしか捕まえられない3匹もゲットしており、残すは登場していない9匹だけだという。アメリカとロシアで東西冷戦時代を思わせる激しいバトルが繰り広げられているのだ。
「完全にアメリカとロシアの意地の張り合いですね。アメリカの男性のほうが早かったのですが、ロシアの学生は地域限定の3種も捕まえている点と、ロシアでは正式サービスが始まっていないという点を考えると勝者はロシアと言っていいのではないでしょうか。『ポケモンGO』はアメリカの会社が開発したとはいえ、ポケモンは日本発祥。日本も負けてられませんね」(IT系テックライター)
ちなみにロシアの学生がどうやって海外のポケモンをゲットしたかというと、つかまえたのではなく卵から孵化させて手に入れたそうだ。そのために2週間で59キロも歩いたとか。トレーナーの人は挑戦してみては?