全世界的に一大ブームを巻き起こしているスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」。現実の風景とリンクしたポケモン探しに老若男女が熱狂、町のあちこちでスマホ片手に散策する人の姿が見受けられ、熱中しすぎた人のトラブルや事故までが大きく取り上げられる事態となっている。
この状況に苦言を呈したのが、漫画家のやくみつるだ。
「7月25日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)に出演したやく氏は、『都内でポケモンGO禁止を言う候補者がいたら、まっさきに投票する』と、都知事選に引っかけてポケモンGOへの不快感を表明して、ゲームの利用者を『愚かでしかない。こんなことに打ち興じている人って、心の底から侮蔑します』と切り捨てました」(テレビ誌ライター)
架空の世界に遊ぶのではなく、現実にあるものに興味を持とう、と主張するやく氏は、「親はもっと楽しいことを子供に提供する義務がある」と畳み掛けたが、この意見にネット上では非難が殺到している。
「『自分が理解できないものを悪いというのはどうなのか』『自分の価値観を押し付けるな』という意見が大多数ですね。プレイもせずに一方的に否定する“老害”ぶりは、正直見ていられませんね」(ライター)
その非難の一部は、やく氏自身の趣味に対する揶揄も込められているという。
「やくさんは、芸能人の使用済みのタバコの吸殻やストローなどを集めるという趣味を持っています。『そんなことを楽しんでいる人に文句を言われる筋はない』といった意見もかなり見受けられます」(前出・テレビ誌ライター)
他人の使用済みのアイテムを集めることを、やく氏は自信たっぷりに子供へと提供するのだろうか? キレイな意見を述べるには、まず己の身辺もキレイにしておいてたほうが良さそうだ。