7月16日に放送されたTBSの生放送特番「音楽の日」で、NMB48ファンが絶叫する姿がクローズアップされ、視聴者の間で話題になっている。
問題のシーンはNMB48のパフォーマンス終了直後に起きた。ファン観覧型のステージだったため、NMB48のパフォーマンス終了後にはファンたちは声援を送っていたのだが、その中の1人の男性ファンがやたら大きい声で「さやかあ~」と、同グループの中心メンバーである山本彩の名前を発し、山本に気づいてもらおうと、名前を連呼したのだ。そのファンは番組司会を務める中居正広と同局の安住紳一郎アナの立ち位置の真後ろの観覧席に立っていたため、カメラにバッチリ映ってしまっているのだが、そんなことなどお構いなしに山本の名前を10秒以上も叫び続けた。
この事態に中居や安住アナは困惑した表情を浮かべていたが、ネット上には「メンバーよりオッサンが目立っていた」「これは放送事故」「俺もファンだけど、見ていて恥ずかしくなった」「一緒に観ていた子どもが言葉を失っていた」といった声が並び、視聴者はドン引きしてしまったようだ。
「NMBはSKE48、HKT48とメドレー形式で連続してパフォーマンスしましたが、SKEとHKTは観覧客が女性たちばかりだったのに対し、ラストを飾ったNMBのステージのみ観覧していたのは男性ファンばかり。そのため、ファン観覧型特有の熱気を表現してステージを盛り上げようとしたのでしょうが、あのファンはちょっと痛すぎた」(アイドル誌記者)
声援を送られた山本はパフォーマンス終了後にツイッターを更新。「観覧に来て下さった皆様 掛け声沢山で盛り上げて下さり、とても嬉しく、テンションMAXでした」と、感謝のメッセージを送っていたが、あのファンは自分のことだと思って嬉し泣きしているかもしれない。
(本多ヒロシ)