7月18日に放送されたフジテレビの音楽特番「FNSうたの夏まつり~海の日スペシャル~」で、AKB48、SKE48、NMB48、HKT48の48グループと、乃木坂46、欅坂46の「坂道シリーズ」の6グループからメンバーを選抜。一夜限りの48&46ドリームチームが結成され、パフォーマンスを披露した。
このドリームチームは、視聴者投票により選ばれた欅坂46のデビュー曲「サイレントマジョリティー」を熱唱。異例のコラボに各グループのファンたちは歓喜した‥‥SKE48のファンを除いては。
「このドリームチームは16人で結成されていたのですが、そのメンバーの内訳は、AKBから渡辺麻友や小嶋陽菜をはじめとした最多の5人が選出。次点で乃木坂から生駒里奈、白石麻衣ら4人。NMB、HKT、欅坂からは各グループ2人ずつ選出されたのですが、SKEだけは松井珠理奈の1人だけの選出でした。この内訳に現在の各グループの力関係が表れているように思えますが、SKEだけが1人の選出だったことには納得いかないというSKEファンも多いようです」(アイドル誌記者)
先月行われた選抜総選挙ではSKE48の須田亜香里が7位に入り、3位の松井とともに神7入りを果たしていることもあり、当然のようにファンからは「だーすー(須田の愛称)が入らないのはおかしい」「AKBから1人ぐらい外してもいいだろ」「2人いれば誰も文句なんか言わないのに」「フジテレビふざけんな」など、クレームが殺到。
「昨年の選抜総選挙で第1党だったSKEですが、今年の選抜総選挙ではその座をAKBに奪われ、80位以内へのランクイン人数はHKTに次ぐ3位。それでもNMBには勝っているわけですし、何より須田以外の神7メンバーは全員がドリームチームに入っているわけですから、なぜ須田を入れて調整することはできなかったのか、運営側の意向かテレビ局側の意向か、ネット上でも疑問の声が鳴り止みませんね」(エンタメ誌記者)
今回SKEから唯一の選出者となった松井も、以前に東スポの連載でAKBグループの序列でSKEが後回しにされる現状について触れ、「悔しいですね」とコメントしていただけに、実はファン以上にショックを受けているかもしれない。
今回の悔しさをバネにしてSKE48のさらなる奮起に期待したいところだ。
(石田安竹)