7月18日に放送された音楽特番「FNSうたの夏まつり~海の日スペシャル~」(フジテレビ系)では、AKB48をはじめとした48グループと、乃木坂46らの46グループが合体した夢のドリームチームによる欅坂46のデビュー曲「サイレントマジョリティー」のパフォーマンスが話題を集めている。
それぞれのグループから中心メンバーが選抜され、計16名により構成された48&46のドリームチームだが、乃木坂からは生駒里奈、西野七瀬、白石麻衣、生田絵梨花の4名が選出された。
最多はAKBの5人だったが、同パフォーマンスではセンターを生駒が担当。西野と白石もフロントポジションを担当するなど、その振り分けはいま最も勢いがあるといわれている乃木坂を優遇したものだった。
これには乃木坂ファンも大満足だったようだが、一つだけファンの間で不安視されていることがあるという。
「同企画では、AKBの『365日の紙飛行機』『恋するフォーチュンクッキー』、乃木坂の『君の名は希望』、欅坂の『サイレントマジョリティー』の4曲の候補曲の中から視聴者投票を行って、1番になった楽曲をドリームチームで歌唱するということになっており、1位は約106万票を集めた『サイレントマジョリティー』でしたが、乃木坂の代表曲『君の名は希望』は約50万票とその半数にも届かず4位という結果に。これをファンが非常に残念がったようですね。AKBの楽曲は2曲が候補にあがっていたため、票が割れることは危惧されていましたが、2位の『恋するフォーチュンクッキー』は約100万票、3位の『365日の紙飛行機』は約90万票と大接戦。乃木坂は完全に置き去りです。はっきり言えば、乃木坂の楽曲は世間ではまだ認知されていないという評価を下されたといっても過言ではない」(アイドル誌ライター)
この結果に乃木坂ファンからは「生駒ちゃんのセンターは嬉しいけど、この結果は凹む」「やっぱ、国民的ヒット曲が乃木坂にも欲しい」といった声が頻発していた。
たとえば、AKB48の「ヘビーローテーション」はいまや、高校野球などの応援ソングとしてもスタンドで演奏されるような国民的楽曲。やはりそれを持っているか否かはグループの存在感にもつながる。今回のコラボで、順風満帆なグループによもやの問題が浮上したようだ。
(石田安竹)