7月21日に高校野球の北北海道大会決勝が行われ、クラーク記念国際が初優勝。通信制高校としては初めて夏の甲子園に出場することになった。同野球部は創部3年目とあって全国的な知名度はほとんどなかったが、一躍脚光を浴びたことで、その卒業生にも注目が集まっている。芸能ライターが解説する。
「仕事の都合から通信制高校を選ぶ芸能人は少なくありません。このクラーク記念国際高校でも、指原莉乃や北川景子、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔、横尾渉、二階堂高嗣らが卒業生に名を連ねています。彼らにとっては母校が念願の甲子園出場を決めたわけですから、ぜひ甲子園に足を運んで応援してもらいたいと考えるファンも多いことでしょう」
6月にはAKB48の新曲が「熱闘甲子園」(テレビ朝日系)のテーマソングに選ばれ、指原も発表記者会見に出席したばかり。その勢いで母校を応援してもらいたいものだが、そうはいかない事情もあるという。前出の芸能ライターがこんな事情を説明する。
「夏の甲子園は都道府県対抗戦の意味合いも強く、地元愛を発揮する場です。しかしクラーク記念国際では全国50ヵ所以上のキャンパスを抱え、卒業生のほとんどは本部のある北海道には縁もゆかりもありません。指原は出身地・大分のキャンパスに通っていたと言われており、おそらくAKB48入りとともに東京キャンパスに移ったはずです。そんな彼女が北北海道代表の出身校に、母校愛を感じるとは考えづらいですね」
言われてみれば北川は大阪出身だし、キスマイの3人は東京や神奈川の出身だ。念願の甲子園に出場する選手たちは、母校のそんな事情を「なまら残念」だと思っているかもしれない。
(金田麻有)