タレント弁護士から政界のキーマンとなった橋下徹氏はじめ、これまで数多くの芸能人が行ってきた政治家への転身。先日行われた参議院選挙でも、元SPEEDの今井絵理子が比例区で当選し、晴れて自民党所属の議員となった。
参院選、都知事選が終わり、世間ではすっかり選挙ムードが収まったが、はやくも政界から芸能界へのエールが聞こえてきた。
都知事選が終わって間もない8月上旬のこと。「ある保守系政治団体の幹部と話をしたんですが、政界に転身してほしい有名人として意外な名前が挙がったんですよ」と語るのは全国紙政治部記者である。果たして、保守系政治団体の幹部が政界転身を望んでいる有名人とは?
「えなりかずきさんですよ。まったく政治のイメージがなかったので、あっけにとられてしまいましたが、『彼はよく国について考えている』とべた褒めでした。後で調べてみたところ、えなりさんってかなり政治的な発言をされているんですね」
えなりといえば、関西のテレビ番組で「韓国が嫌い」と断言。存命中のやしきたかじんや水道橋博士の前で“嫌韓発言”を繰り広げたこともある。
「『抜群の知名度で弁も立つ。えなりさんが出馬したら当選間違いなし』だと言っていましたね。実際に誘いをかけられているかもしれません」(前出・政治部記者)
子役時代から長い芸能キャリアを誇るえなり。保守政治家への転身の可能性は──。
(白川健一)