剛力彩芽が8月16日、主演ドラマ「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」(テレビ朝日系)夏祭りスペシャルイベントに出席。主題歌「カラーバリエーション」を歌うケツメイシの生ライブや、エンディングで剛力が披露するダンスを会場のファンと一緒に踊るなどして大いに盛り上がった。
同ドラマで剛力は官邸料理人に任命された天才シェフを演じている。ドラマの一番の楽しみは、「料理の先生が残った食材でおいしい料理を作ってくれるので、いつもおいしいごはんが食べられること」だと打ち明けた。
「剛力の趣味は料理。小さい頃から母親の手伝いをしてきたので、作るのは苦にならないとし、得意なのは冷蔵庫にある食材で作るありあわせの料理で、何でもできると豪語したこともありました。そんな自信満々なところが後押しされて抜擢されたのです。クランクインの1カ月ほど前から料理の特訓を受けたのですが、見ると聞くとは大違いというか、実際はけっこう悲惨な腕前だったそうです。OLが自炊する場面ならいいのでしょうが、設定はシェフ。それも天才という触れ込みですから、板についた立ち居振る舞いがないと、すべてが嘘に見えます。シェフを演じる高橋一生はふだんから自炊をしているため、手慣れていましたね。男性よりも下手という事実にショックを受けた剛力は、猛特訓に励んだようです。制作発表会見ではサラダ、スープ、鶏のグリルの3品を10分弱で手際よく作り上げるまでに成長しました。飲み込みの早さには、料理の先生も大絶賛していました」(テレビ誌記者)
初回の視聴率は夜11時台のドラマとしては物足りない7.2%だった。
「料理ドラマは固定ファンがいるので、もう少し数字が取れてもおかしくないんですが、3話で4.1%まで落ちました。やはり料理を食べる総理大臣とゲストたちの政治ドラマに主眼が置かれているため、『肝心の料理の出番が少ない』『ちっともおいしそうに見えない』『料理のアップより、剛力の顔のアップが多い』などと、ネットでは散々な言われようです」(芸能ライター)
どっちつかずの内容では、天才シェフでも腕の振るいようがないようだ。
(塩勢知央)