まさかここまで大げさな事態に発展するとは‥‥。
乃木坂46が8月13日、14日に「真夏の全国ツアー2016」の仙台公演を行った。同公演は今回のツアーで回る会場の中でも最も小さいキャパの会場。それだけにメンバーをより間近で見るチャンスがあったため、公演に参加したほとんどのファンが大満足のライブとなった。
しかし、この仙台公演を楽しみにしていたのはファンに限ったことではない。じつは乃木坂のメンバーたちもある理由から仙台が大好きなのだ。
「AKBグループでは完食されることがまずないケータリングが頻繁に完食されるなど、見かけによらず食欲旺盛なメンバーが多い乃木坂。そんな彼女たちは全国ツアーがてら、各地の名物がケータリングで食べられるのをツアーの醍醐味と認識しているようです。しかも仙台といえば、やはり牛タン。おいしい牛タンを楽しみに仙台入りしたメンバーも多く、一昨年の仙台公演の際には乃木坂の大食いクイーン、松村沙友理は1人で牛タンを5皿も平らげる無双ぶりを発揮したほどでした」(アイドル誌記者)
ただ、松村のように1人で何人分も食べてしまうメンバーもいることから、本来全員に配られるはずの弁当がメンバー全員に行き届かないというケースも過去に発生している。
そのため、昨年は食べ過ぎ防止を目的に1人1枚の食券をもらい、牛タンと交換する食券制に変更されたのだが、メンバーの白石麻衣が隠れてマネージャーから食券を2枚もらっていたことを番組で懺悔。やはり食券制にしても特定メンバーの食べすぎは防ぐことができなかったのだ。
しかし、今年の仙台公演では昨年の失敗も踏まえたうえで食券制がさらにパワーアップし、メンバーたちを困惑させたという。
「今年も昨年同様に食券制ではあったものの、今年からは食券が名前入りになったようです。まるでワールドカップのチケットですね(笑)。これによりメンバーによる不正は確実に減るとは思いますが、まさかスタッフがここまでしなければいけなくなるとは‥‥。案の定、松村や生田絵梨花といった大食いメンバーはこの事態に焦りを感じているようで、ライブのMCやファン向けのモバイルメールサービスで、すかさず触れていましたね(笑)」(前出・アイドル誌記者)
裏側でこんな激しいバトルが繰り広げられていたことは驚きだが、ある意味、お腹もペコペコになるほど元気いっぱいのグループなのだろう。
(石田安竹)