芸能

リオ五輪へのイチャモン発言、マツコは炎上せずミッツはフルボッコだった理由

20160824matsuko

 リオ五輪の閉会式にマリオに扮した安倍首相が出演。そのシーンにマツコ・デラックスがイチャモンをつけ、ちょっとした騒ぎになっている。8月22日の「5時に夢中!」(TOKYO MX)でマツコは、「恥ずかしいんだったらやるんじゃないよ。すぐ帽子取っちゃうし中途半端。ヒゲもないし」と、安倍首相のパフォーマンスを断罪した。

 この発言には「総理大臣に何を求めてるのか」などと異論が噴出し、マツコに謝罪を求める声すらあがるほど。ただ一方では、「芸能人じゃないんだから大目に見てあげて」といった反応もあり、必ずしもマツコ憎しのオンパレードではないのである。この騒動についてテレビ誌のライターはこう語る。

「マツコの安倍首相叩きは、普段の発言の延長線にあります。政治家やジャニーズなど強い存在を叩くことを得意にしつつ、今回も安倍首相の演技がイマイチだったことを問題にするなど、個人攻撃にならないよう気を遣っているのです。言われてみれば安倍首相の動きには一瞬の躊躇がありましたし、マツコはあくまで『もっと堂々としなさいよ!』と言いたかっただけだと考えれば、決して炎上するような発言ではないと言えますね」

 それに対し、女子レスリング・吉田沙保里選手の涙を揶揄したミッツ・マングローブはなぜあれほど炎上したのか。テレビ誌のライターが続ける。

「ミッツがマズかったのは、吉田選手が銀メダルに終わって国民全体が落胆している状況で『シラけた』と発言したこと。人の不幸に茶々を入れることは世間的にも忌み嫌われる行為です。これがマツコだったら『笑ってちょうだいよ~』くらいのことは言えたでしょう。場の雰囲気を読む力という点で、マツコとミッツの腕の差が表れた形ですね」

 ミッツも今回のマツコ発言を聞いて、「そこを叩けばよかったのか!」と思っている可能性もありそうだ。二人の歯に衣着せぬ発言を今後も期待したい。

(金田麻有)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
巨人・坂本勇人「2億4000万円申告漏れ」発覚で「もう代役・中山礼都の成長に期待するしかない」
3
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
4
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」
5
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏