2014年7月期に放送され、“昼顔妻”なる社会現象にまでなったドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(フジテレビ系)が映画化される。主要キャストはテレビ版に続き、主人公・紗和を上戸彩、禁断の恋愛相手の北野は斎藤工が演じる。上戸にとっては15年8月に女児を出産して以来、本格的な女優復帰の作品となる。
今作で上戸は「もう一歩新しい『上戸彩』を見ていただきたい」と意気込み、“日本中の女性がうっとりするような美しく、濃密なラブシーン”にも臨むようだ。
ところが、このニュースを知ったネット民からは「ドラマなら見るけど映画で見たいと思わない…」「2時間のスペシャルドラマで十分。映画館まで行ってまで観たいものではない」「遅すぎる。奥さんともう2度と会わないって約束して終わったのに…」「カップルで観に行くのは恥ずかしい。1人で観に行くのはもっと恥ずかしい。男同士で観に行くのはさらに恥ずかしい」など、映画化には否定的な意見が多かった。
確かに、スペシャルドラマでなく映画化になったのはなぜなのだろうか?
「近年のテレビは自主規制が多く、とうてい“濃密なラブシーン”なんて描ききれません。それであえて、映画にしたのではないかと思います」(芸能ジャーナリスト)
また、上戸の女優としての気持ちの変化もあるようだ。
「上戸は『テルマエ・ロマエ』の成功から、女優としての自覚が強くなりました。母となっても、主演女優としての地位を確立したいという思いもあるのでしょう。大人の女の魅力を存分に出してほしいですね」(前出・芸能ジャーナリスト)
テレビでは表現できない濃厚な描写を、どう表現するのか期待したい。