2010年前後から続く視聴率不振を脱することのできないフジテレビ。今春から始まった「15時間生放送」など、これまで様々な対策が講じられているが、その成果はいまだ出ていない。
そんななか、亀山千広社長が、秋の改編を“定位置を抜け出すための第一歩”と位置付けたように、今後、同局ではより大胆な改革が行われようとしている。
「現在、フジでは『女子アナシャッフル計画』が動いているんです」と証言するのは広告代理店関係者である。果たしてどのようなプランなのだろうか?
「それぞれの番組で担当する女子アナを入れ替え、全体的にリフレッシュさせる計画ですよ。視聴者に新鮮な印象を与えるとともに、女子アナの隠れた魅力を引き出そうという意図があるようですね。まずは年末特番から動き出すという説が濃厚ですね」
同プラン最大の“見どころ”は報道色の強いアナのバラエティへのコンバートだという。
「『みんなのニュース』と『Mr.サンデー』を担当し、いまや報道の顔となった椿原慶子アナを積極的にバラエティに起用する案も出ているみたいです。入社初年度に『アナ★バン!』でショーパン姿の『慶子おねえさん』として人気を博した彼女ですが、近々、まさかの艶気路線復帰が実現するかもしれません」
フジが目論む「女子アナシャッフル計画」。一部の男性視聴者心を掴むのは間違いなさそうだが──。
(白川健一)