3年連続でベストジーニストに輝くなど、ますます注目度を上げているKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔。だが芸能界の中ではいまだに、無名の若手に過ぎないことを露呈した。10月25日に放送された「中居正広のミになる図書館」(テレビ朝日系)での出来事をテレビ誌のライターが振り返る。
「それはゲスト出演した俳優の松田龍平に、お笑い芸人の山崎弘也が『ボクのこと知ってます?』と尋ねる場面が発端でした。松田は山崎のことは知っていたものの、小籔千豊は顔と名前が一致しなかったようで、自己紹介されてから『あぁ、小藪さん』と納得の様子でした。ここで司会の中居が『ここは?』と藤ヶ谷を指すと、松田は『ええ‥‥山田くん?』と困惑の表情。どうやら苦し紛れにHey!Say!JUMP・山田涼介の名前をあげたようで、藤ヶ谷のことはまったく知らなかったようです」
小藪のときは顔を見ながら名前を思い出そうとしていた松田だが、藤ヶ谷のときは助けを求めるように中居のほうを向き、ほとんど顔を見ない有様。山田の名前を出したのも決して山田のことを知っているからではなく、若手ジャニーズの中で唯一、名前を思いついただけなのかもしれない。
「しかもこの日の藤ヶ谷は発言するシーンがほとんどなく、ほぼお飾りの状態。名前を尋ねる場面がなかったら、彼が出演していたことさえ視聴者の記憶には残らなかったことでしょう。同番組のゲスト出演で言えば同グループの北山宏光のほうがまだ、ウザいと言われつつも何とか爪痕を残そうとする態度で好感が持てます」(前出・テレビ誌ライター)
スペシャルドラマの主演を任されるなど、ジャニーズ内でも推されている感のある藤ヶ谷。だが芸能界的にはまだ無名の存在であることを自覚し、もっとガツガツいく姿勢を見せたほうがよさそうだ。
(金田麻有)