10月から日曜ゴールデンタイムにて、バラエティ番組「クイズ☆スター名鑑」(TBS系)の放送が開始された。しかしその番組内容に関して、芸能人たちからの苦情が殺到しているという。
「同番組はまず初回放送にて、司会のロンドンブーツ1号2号の田村淳が、タレント・若槻千夏と過去に交際していたと話題に出したことで、放送後、若槻が自身のインスタグラムにて『全然、笑えない』と怒りを露わにしました。さらに夏の東京都知事選に出馬したジャーナリスト・上杉隆は、番組で行われた『連想クイズ』にて、『うそつき』『炎上』というキーワードから、自分の名前と肖像を無断で使用されたことに猛抗議しています」(テレビ誌記者)
「クイズ☆スター名鑑」は、かつて毒のある内容などで、バラエティファンから絶大な支持を集めた「クイズ☆タレント名鑑」の後継番組である。
しかし、早くも第2回で抗議が原因で番組に路線変更があったのではないかと、視聴者から指摘されているという。
「11月30日に放送された第2回では、芸能人が描いた自身の似顔絵を見て、その人物を当てるクイズなど、初回と比べると大人しめな企画が目立ちました。また司会のロンブー淳も、『ファミリー向け』という言葉を前面に出していたことで、他の芸人からは『今日はなんかおかしいなぁ』『人が変わった』とツッコまれる一幕も。この流れに対し、視聴者の間では『なんだか今週は企画がぬるかった』『若槻や上杉の苦情が原因?』『このままファミリー向けに移行していくなら、もう観ない』と不満の声が飛び交いました」(前出・テレビ誌記者)
昔と比べ、コンプライアンスが年々厳しくなっているテレビ業界。「クイズ☆スター名鑑」もまた、その煽りを受けて内容が丸くなっていってしまうのだろうか。
(森嶋時生)
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