高視聴率を誇る水谷豊主演ドラマ「相棒シーズン15」(テレビ朝日系)の第5話が11月9日放送され、平均視聴率が13.6%だったと発表された。前回比1.7ポイントのダウンで、今シーズンの最低記録となってしまった。つまり“相棒落ち”した視聴者が増えたということだ。
テレビ誌のライターは「深刻な状況が起きている」という。
「以前は、ネット上で放送を観ながら感想を言い合うトピックスが毎回立っていましたが、なぜかシーズン15からはなくなりました。また、番組の感想欄を見ても『録画したけど消した』『観るのをやめた』『もう、ワクワクしない』など、“『相棒』離れ”が加速しているように思います」
その原因はどこにあるのだろうか?
「まず、相棒である反町隆史演じる冠城亘との掛け合いが、歴代の相棒より少なく感じます。以前は、亀山や神戸、甲斐との会話の中で事件解決の糸口を見つけていましたが、今は杉下1人という気がします。第5話にしても、冠城1人が老人ホームに残り裏取りをしますが、この時すでに事件の全貌は杉下には見えている。2人で解決しているように見えないんです。また、鑑識の米沢さんがいなくなったことで、“捜一”との絡みも『捜査に首を突っ込むな』だけの一本調子。やはり“米沢ロス”は大きいように思えます」
だが、芸能記者は「水谷と反町の関係性が問題」と話す。
「水谷は、反町の大袈裟な演技やコミカルな演技に嫌気がさしているんですよ。それで、距離を置くようになったと聞いています」
1週間がもどかしく思えるほど視聴者を楽しみにさせていた「相棒」。あのワクワク感をぜひ取り戻してほしいものだ。
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