世間のイメージはおバカキャラから、冗談が通じない男へ完全シフトなのかも‥‥。
11月14日に放送されたバラエティ「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)の「ビストロSMAP」にゲスト出演した陣内智則。番組ではゲストの意外な一面についてクイズ形式で紹介されたのだが、陣内には「収録中、マジギレされた有名人は誰?」という問題が出題され、そこで元プロボクサーのガッツ石松からマジギレされたエピソードを語った。
約12年前に出演した番組対抗特番でガッツと同じチームになったという陣内は、当時はまだテレビ出演経験が浅かったこともあり、なんとか爪痕を残そうと必死だったという。いざ自分の出番を迎え、コーナーの説明をトミーズ雅から受けていたタイミングでガッツからも話しかけられたため、2人の会話が被っていたことをチャンスだと思った陣内は「やかましいな!」と、ガッツの頭をおもいきって叩いたとのことだが、この一撃にガッツが大激怒!
「陣内に叩かれたガッツは反射的に右パンチを陣内の顔面に叩き込み、そのまま収録をボイコットして帰ってしまったそうです。当然、収録は一時中断。オンエアで陣内の出番はばっさりカットされていたそうですね」(エンタメ誌記者)
その後、陣内はガッツに謝罪。今では仲が良いということだが、視聴者からは「ガッツもそれぐらい許してやれよ」「なんか扱いづらそうだな」「こういうところで具志堅(用高)さんと差がつくんだよ」と、なぜかガッツが悪い、器が小さいという声が聞かれたのだ。
「今年6月に放送させた『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の“サルっぽい”タレントを集めたロケ企画にもガッツは出演しましたが、ここでも途中で帰っています。帰った理由は明かされていませんが、出演者たちはサルの格好をしてプライドを捨て、サルになり切らないといけない企画でしたから、企画内容に不満があったようですね。番組内容も問題があるかと思いますが、あまりにキレるイメージが定着しすぎるとスタッフも戦々恐々で使いづらくなる。ガッツのテレビ出演が減った理由もなんとなく理解できます」(前出・エンタメ誌記者)
具志堅はテレビのインタビューで「(バラエティでの)自分の立場はわかっている」と、大人のコメントをしていたが、ガッツの元世界チャンピオンとしてのプライドもわからないではない。
(田中康)