「人はこんなに変われる!」と、トレンディエンジェル斎藤司の過去を知り、勇気をもらったという人たちが拍手だ。
11月15日放送のバラエティ番組「解決!ナイナイアンサー」(日本テレビ系)では「人気者がドン底初告白スペシャル」と題し、人気芸能人が今だから笑って話せるドン底時代について語った。その中でも共感を得たのが斎藤の“地獄の高校時代”だ。
明るくて盛り上げ上手、歌も上手くて、おまけに涙もろく優しい人柄の斎藤だけに、学生時代もさぞや人気者だったと想像してしまいがちだが、実際はその真逆。本人いわく「当時、友達って何?って感じで、友達は本当に1人もいなかった」と、よもやの低いテンションで語った。
高校時代のクラス写真でも、隅っこでポツンと写る斎藤の姿はまるで心霊写真。本人も高校時代は「高校って聞くだけで嫌なんです。誰とも話した記憶がない」と話し、高校の同窓会に呼ばれたこともないのだとか。
「当時は人見知りが強すぎて、入学してからの友達作りに出遅れてしまったとのこと。それでも、3年間友達がいないというのもすごいですね。番組では高校の同級生たちを集めて、当時の斎藤の印象を聞いていましたが、『あんまり記憶にない』『クラスで一番暗い』『机に伏せて寝ているイメージ』など、斎藤の告白を裏づけるコメントばかりでした。しかし、その同級生たちも決して斎藤をイジメていたわけでもなく、斎藤が1人でいるのが好きと思い込んでしまったといいます。無理に話しかけなかったとのこと。むしろ、今の斎藤に対しては『本当にすごいと思う』『ここまで変われるんだなって思いました』と称賛していましたね」(エンタメ誌記者)
同級生のコメントを聞くかぎり、斎藤がみずから殻に閉じこもっていた印象も受けるが、多くの視聴者もこの暗黒時代には驚愕。斎藤本人は「絶対、こいつらを将来見返してやる!こいつらより上いってやる」という気持ちが芽生えたと話していたが、斎藤同様に学生時代に影が薄く、寂しい思いをしていたという人たちからは「僕もいつか同級生を見返したい」「斎藤さんは自分を変えた。自分も変えてみます」など、勇気をもらったという声も聞こえている。
まさに希望のハゲ、斎藤さんだぞ!
(本多ヒロシ)