ピコ太郎の「PPAP」が圧勝するなか、対抗馬と見られていたRADIO FISHの「PERFECT HUMAN」が同じ事務所の芸人にすら負けていた。そんな衝撃の調査結果が、子供向けポータルサイトのYahoo!きっずが11月30日に発表した「きっず流行語大賞」で明かされた。ネット系のライターが解説する。
「同大賞は、運営側が用意した10個の流行語に子供たちが投票する仕組み。1位の『PPAP』(4421票)は予想通りと言えそうですが、『PERFECT HUMAN』(201票)は6位に終わり、4位の『ぺこ&りゅうちぇる』(353票)はおろか、5位の『斎藤さんだぞ』(221票)にも及ばなかったのです。子供ウケの良いりゅうちぇるはともかく、ハゲキャラのトレンディエンジェル・斎藤司に負けたことはRADIO FISHにとって大きなショックでしょうね」
その斎藤はNSC東京校の10期生で、RADIO FISHを率いるオリエンタルラジオの中田敦彦や藤森慎吾とは同期という間柄。オリラジがデビュー後すぐにブレイクを果たしたときは、斎藤が番組の企画でバックダンサーをやらされたという因縁の仲でもある。
「さすがの中田も、斎藤の使いふるされたネタに負けるとは思っていなかったでしょう。たしかに『PERFECT HUMAN』は子供向けの内容ではありませんが、斎藤に負けているようではまだまだ真のパーフェクトとは言えないんじゃないでしょうか」
むしろ中田は、9位の永野「ラッセンが好き~」(142票)に大差を付けられなかったことを危ぶんだほうがいいのかもしれない。
(白根麻子)