タレントのりゅうちぇるが、自身のインスタグラムにタトゥー姿を投稿したことで、ネット上のみならず著名人を巻き込む事態になっている。
りゅうちぇるは両肩に、妻でタレントのぺこの本名と7月11日に誕生した息子の名前をそれぞれ記したタトゥー姿を公開。フォロワーから“本物?”との質問にリアルタトゥーだと認めた。さらに、この件が物議を醸す展開になると「(タトゥーに対する)偏見をなくしたい」とも投稿したことで、賛否両論の大論争に発展した。
今時、タトゥーがある有名人は少なくない。それなのに、りゅうちぇるだけがこのような事態になったのはなぜか。元タトゥー専門誌の編集者に聞いた。
「彼の出身地である沖縄は、タトゥーを入れている人が目立つ米兵が多いせいか、タトゥーに対するハードルが低く、偏見もあまりないんです。ただ、タトゥーは自身の満足であって必要以上に見せびらかすものではない。わざわざSNSにアップしたのがマズかったんじゃないでしょうか」
芸能ジャーナリストは「これまでの言動に対する反発が、一気に噴出したのでは」と分析する。
「モデルのぺこの彼氏として登場したりゅうちぇるは“おバカキャラ”から“若者の代弁者”としてもてはやされるようになりました。ですが、売れてくると預金の多さを匂わせ『いつでも芸能界をやめる覚悟はある』と公言したことで反感を買うことに。偉そうな上から目線の物言いもバッシングの対象となりました。これまでに蓄積されたりゅうちぇるへの反感が、タトゥー問題を大きくしたのではないかと思いますよ」
アンチが急増した原因は、タトゥー公開そのものだけではなかったようだ。