あ~、あの娘か!?
その覚えられ方が、清純派タレントにとっては非常に致命的なものだった。
今や冬の風物詩的CMとなっているJR東日本のスキー旅行キャンペーン「JR SKISKI」の2016年度版CMが12月1日夜から放送がスタート。同CMは毎年、旬な女性芸能人をイメージキャラクターとして起用。本田翼や川口春奈、広瀬すずなど出演したタレントは、多くが現在も第一線で活躍する人気者ばかりだ。
それだけに今年は誰がヒロインに選ばれるのか注目が集まっていたが、「岡山の奇跡」と呼ばれている桜井日奈子がみごとその大役を射止めた。
「桜井は14年に『岡山美少女・美人コンテスト』でグランプリに輝き、芸能界入り。以降、『岡山の奇跡』というインパクト十分のキャッチコピー効果もあり、CM出演などもトントン拍子に決まり、今や全国区のタレントに成長。今年からは女優業もスタートさせ、さらに活躍の場を広げていますから、これ以上ないベストなタイミングでの人気CM起用。間違いなく今回のCM出演が彼女にとってのターニングポイントになると思います」(エンタメ誌記者)
放送がスタートしたCMは例年同様、男女間の初々しい恋愛を描いたもので、胸キュン必至。桜井の透明感ある白い肌も雪上にマッチし、まさにゲレンデの女神といった感じに神々しく見え、世間の反響も上々のようだ。しかし、ただ一つ不名誉なことがあるという。
「桜井は、ネット検索しようとすると予測変換ワードに『鼻くそ』という清楚系美女とは無縁とも思えるワードが出てくる。ネット上に出回っている桜井の写真によるものですが、そこから“桜井=鼻くその娘”と認知してしまっている人が意外と多い。実際、その写真は確かに桜井の鼻が白く光って見えるものの、それが何かは断定できません。光の反射、はたまた悪意のある合成疑惑まで出ていますが、ネット民からは『今年は鼻くその子か』『寒いゲレンデで鼻水垂らすなよ!』とネタにされまくりで、かなり気の毒な状態です」(前出・エンタメ誌記者)
今回のCMを機に、そのイメージが払しょくされればいいが。
(佐伯シンジ)