スポーツ

年忘れ「にっぽんのプロ野球」覆面スクープ座談会(1)大補強の巨人は高橋監督に相当のプレッシャーが…

20161229d

 今年も球界は激動の1年だった。その舞台裏をよく知る関係者、事情通たちがスクープを持ち寄って大集合。大みそかを待たずして、今年も「にっぽんのプロ野球」をグラウンドとは違う角度から振り返ってみよう。

A(スポーツ紙デスク)このオフは、何といっても金満巨人の補強が目につくね。

B(民放局野球担当ディレクター)渡辺恒雄主筆(90)が大号令をかけたんですよ。「とにかく(来年は)優勝しろ。金はいくらでも払うから、とにかく優勝しろ」と厳命し、森福允彦(30)、山口俊(29)、陽岱鋼(29)と、球界初となる1年で3人の強奪を成し遂げた。

C(夕刊紙プロ野球担当記者)陽はオリックス・福良淳一監督(56)が日本ハム時代にコーチとして熱心に指導したこともあり、ラブコールを送り続けていた。

D(NPB関係者)福良監督はウインターリーグの視察で台湾を訪れていましたが、現地で陽に食事を持ちかけても「決まるまで会いません」と、けんもほろろだったというね。

E(在京球団関係者)巨人は6年総額18億を提示したようだからね。よそは太刀打ちできなかった。

F(球界OB)一方、高橋由伸監督(41)のプレッシャーは相当だよ。もともと3年契約だけど、来季優勝できなければ3年連続V逸で慶応野球部の先輩でもある堤辰佳GM(51)は解任が既定路線。その時は高橋監督も辞めるだろう。最近、頻繁に連絡し合っているようで、一蓮托生の雰囲気だな。

D 心中穏やかじゃないのは、前監督の原辰徳特別顧問(58)も同様。堤GMは就任当初から、チームの生まれ変わりをアピールするよう“原物件”を露骨に排除したがっていた。

A トレードで日ハムに放出された大田泰示(26)については原氏みずから動いていた。昵懇の関係にある栗山英樹監督(55)から「大田をください。僕が再生してみせます」と、直接会談が何度か持たれていたというね。原氏も「どこか知らないチームに獲られるよりは」と大田を説得したようです。

D とはいえ、原氏のイラだちは相当なようだね。森福らの大補強について、「一流じゃないだろ」「パッとしない」と関係者に吐き捨てている。

F 華に欠けるのは否めない。でも、巨人は他球団の戦力ダウンさえできればいいんだ。94年に広島から川口和久(57)を獲ろうとした時も当時の長嶋茂雄監督(80)は本人に直接電話して「お前、今年、巨人戦で何勝しているんだ?」「4勝です」「じゃ、ウチは4勝助かるな」と言ったほど。伝統なんだよ。極端に言えば1勝もしなくていい。

E 大補強の裏では、大竹寛(33)も首が寒いことを実感してか、1月から内海哲也(34)が仕切る自主トレに初参加する。今までは1人で調整してたけど、後輩選手に指導力をも見せつけないと引退後の食いぶちにも困るからね。

C 片岡治大(33)なんて「俺、巨人にいる必要あります?」と半ばくさっている。

A 若手・中堅選手にもこの空気が蔓延しているよ。先日、イベントに出演した某中堅選手は、その舞台裏でFAに伴うプロテクトリストの人選を気にしていた。真意を聞くと「正直言って(巨人から)出たいですよ」と本音まで漏らしていたんだから。

E 現時点で空きポジションがセカンドしかないと言われるほど、トレードやFAで乱獲しましたからね。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論