あの「コスプレ不倫」報道後も、ナニワの市長には多くの“怪情報”が飛び交っている。ついには、不倫暴露の「黒幕」を名指しする「紙爆弾」まで炸裂。本誌はその深層を追った!
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橋下徹大阪市長(43)の不倫を報じたのは、「週刊文春」(7月26日号)だった。スッチーのコスプレ衣装で橋下氏の欲望を受け止めたという北新地の高級クラブの元ホステスの赤裸々な告白は衝撃的だった。さらに、橋下氏が事実を認めたことで大きな話題を呼んだ。
その余波が収まらない最中、大阪である怪文書がバラまかれた。
「その怪文書には、今回の不倫が白日の下にさらされることになった顛末が書かれていて、元ホステスに暴露させた『黒幕』として2人の男性の名前が書かれています。うち1人は大阪の建設会社社長で、文春にあった自然消滅のように別れたのはウソで、社長が元ホステスの手切れ金を代わりに支払ったのに、そのあと橋下氏と反目することになり、告白に至ったというのです」(大阪市政関係者)
さっそく、その怪文書を本誌も入手した。そこには、元ホステスが勤めていた北新地の高級クラブの実名も書かれ、内容が真実であるかのように演出されている。
そして、前述の社長のくだりに続き、社長と旧知の間柄である元地方議員の名前が登場する。橋下氏と恋仲にあった元ホステスの存在を知る2人は、自民党からけしかけられて、文春へタレ込んだという。次期総選挙で国政進出する「大阪維新の会」に打撃を加えたい自民党の意図が働いたというのだ。
本誌は、手切れ金を払ったとされる社長を直撃した。
「アホか! 確かに橋下さんとはつきあいはあるよ。でも、私的なことにまで立ち入るような仲と違うわ。その元地方議員さんも知っているけど、その怪文書は一部の事実を妄想で結び付けただけやないか。この件で話を聞きたいと言うてきたのはあんたで2人目や。もう笑けてくるわ!」
やはり、怪文書はトンデモな代物なのか。「維新の会」関係者が言う。
「文春の報道以前から、『隠し子がいる』『3人の愛人がいる』と噂が飛び交っていました。そうした流言に、その社長の話も交じっていました。報道後も『公共事業の利権に関わっている』などの噂が出ていますが、まったくのデタラメです。流言の発信源は永田町の大物議員だとわかっています。次の選挙で『刺客を立てて、落選させてやる』と、こちらは団結していますよ」
とはいえ、何かと敵を作る橋下氏だけに、これからも油断は禁物なのだ。