国会議員と秘書といえば、タレントとマネジャーのごとき一心同体のパートナー。が、その深すぎる関係が「男と女」の疑惑を生むと‥‥。小沢新党の広告塔的存在、谷亮子参院議員(36)を巡る「不倫騒動」の内幕を明かす。
*
ロンドン五輪柔道女子48キロ級で福見友子がメダルを逃した翌日、谷氏は「皆さんが望むなら、またあの舞台に立ちたいと思います」と、議員の任期が満了する4年後のリオデジャネイロ大会での復帰に含みを持たせたのだった。だが、そんなノンキなことを言っている場合ではないのだ。
「永田町では『ヤワラちゃんと私設秘書のM氏がただならぬ関係に陥っている』との情報が流れている。発信元は、民主党の反小沢陣営です」(政治部デスク)
何やら民主党と小沢新党の対立を象徴するような、政治抗争のネタ的ニオイが漂うが、俎上に載った私設秘書・M氏とは、いかなる人物なのか。政治部デスクが続けて解説する。
「M氏の父親が小沢一郎氏(70)と親しく、そのツテで小沢事務所に預けられた、政治家予備軍です。それが谷事務所に私設秘書として“派遣”されたわけですが、議員志望者を親しい議員の秘書にして修業させるのは永田町ではよくあること」
この「レンタル秘書」について民主党議員が言う。
「泊まりがある地方出張には必ずと言っていいほど、M氏が同行するそうです。実は今年1月末、谷氏の当選当時からサポートしてきた大ベテランの女性政策秘書が事務所を辞めています。谷氏の父親が事務所運営に口出ししたり、党本部に『もっと娘を表に出せ』などと電話してきたりするのに嫌気がさした、というのが表向きの理由でした」
谷氏の事務所関係者があとを引き取る。
「ところが別の事情があった。M氏と親密な関係になってから、谷氏は政策秘書の言うことを聞かなくなったんです。2人は事務所の中でもイチャイチャした雰囲気を出していたため、この女性秘書が『いいかげんやめましょうよ』と、関係を改めるようたしなめたところ、谷氏は忠告に従うどころか、逆ギレしたと‥‥」
どこか小沢氏の秘書とのホテル密会がバレた青木愛氏の不倫愛を彷彿させるが、
「最近、彼女は結婚指輪を外しています。政治活動上、外したほうが都合がいい、ということはありませんし‥‥」(民主党女性秘書)
次期衆院選では、野田佳彦総理(55)=千葉4区=への「刺客」として鞍替え出馬も検討されているだけに、“性”治活動にうつつを抜かしている場合ではなかろう。