しかも球界には、これ以上のバクダンが存在するというではないか。
「実は監督経験もある大物OBの息子Dが夜な夜な遊び歩いているんだけど、現在、元人気アイドルグループのメンバーEと交際をしていて、薬物漬けにしてしまったってさ。Dが常連にしてる会員制クラブのVIPルームで“シャブ会”が開かれてるようで、そこにEを連れてったこともあった。当初はEも警戒してたんだけど、その場に有名なアスリート姉妹の姉のほう、Fがいたことから気が緩んだのかもね。業界人によるとさ、Eはまだクスリに慣れてないみたいで、番組の収録でラリった表情を浮かべることもあるって。もうテレビじゃ使えないんじゃないのって噂だよ」(都内繁華街の飲食店関係者)
話題のDは芸能界にも顔が利き、若手男性アイドルGが中心となる“不良芸能人のグループ”に所属していたようだ。この連中は六本木界隈にアジトを持って恒常的に薬物を使用していた疑惑があり、出入りしていた人間には今もなお捜査の目が光っているという。
「昨年末の紅白歌合戦に出場した、男性歌手Hも同様の遊び部屋を三軒茶屋に所有している。この隠れ部屋には、同じく紅白出場経験もある甘いマスクの俳優I、元アイドルと結婚した俳優Jが出入りしている。Jは身内のトラブルで暴力団に弱みを握られて、いまだにつきあいがあると言われています」(芸能プロダクション関係者)
さらに、捜査関係者が「今年の本丸候補だ」と鼻息荒く語るのが、2組の芸能人夫妻だ。
「昨年、一部夕刊紙に疑惑を報じられたのが大物俳優Kと女優Lの夫婦です。実は、Lには清原や高知ばかりか、違法薬物疑惑が浮上する数多くの人間と交友がある。『芸能界のシャブの窓口』とも言われていて、シャブ抜きの指南までしているともっぱらです。かつてKは任意の尿検査で陰性反応だったものの、最近も白昼の繁華街路上で暴れる姿が報告されるなど、ところかまわず摂取を繰り返している。捜査関係者はその時を捉えるべく、昼夜を問わず内偵を進めています」
2組目は最近、捜査線に急浮上したばかりの大物夫妻だという。前出・捜査関係者が続ける。
「人気ドラマシリーズに主演する俳優Mと有名女優Nの夫婦です。まだ幼い子供がいるため、ふだんは使用していないが、数カ月に一度、夫婦水いらずで人里離れた地の別荘に出かけている。どうやらその時に、夜通し“キメセク”の乱痴気騒ぎを行っていると──」
厄災は持ち越したくないものだが、今年の芸能界もヤク年となってしまうのだろうか。