3月1日、バラエティ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)で、ジャンケンの勝者が商品を購入する人気企画「男気ジャンケン」の最終章が放送された。同企画の7年分の支払い総額は4000万円を超えたという。
「今回の最終章では、おなじみのメンバーに加え、俳優の小栗旬や綾野剛が参戦しました。最終決戦では、綾野と小川直也がホテルのスイート宿泊券と豪華弁当を賭けて戦い、小川が勝利。彼は合計76万円を支払い、過去の総支払い額でも472万円と歴代トップとなりました。過去7年に渡って放送してきた同企画ですが、全参加者の総支払額は4050万円になったそうです」(テレビ誌記者)
番組では歴代参加者の総支払い額ランキングが発表され、1位の小川の後は、2位が哀川翔の293万4075円、3位が矢作兼の293万244円と続いた。だがその中に、同企画の準レギュラーだった清原和博の名前がなかったことで、視聴者からは「清原の名前がないぞ」「存在を消されたのか」と騒ぎに。やはり薬物使用で逮捕されているため、名前を使用することは難しかったようだ。
また他にも、ランキングから不自然に名前を消された人物がいるという。
「2012年に放送されたバラエティ番組『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)の中で、男気ジャンケンが行われたのですが、その時にSMAP時代の香取慎吾が出演していました。彼はその時に70万近い大金を支払っているのですが、今回のランキングからは名前を消されていたのです。現在の彼はジャニーズ事務所を退所しているため、テレビ局側は、忖度から名前を使うことができなかったのでしょう」(前出・テレビ誌記者)
3月で番組が終了する「みなおか」だが、地上波を取り巻くルールは、最後まで無視することができなかったようだ。