実際、人気音楽グループメンバーのUやプロスポーツ選手の妻でモデルのM、紅白常連歌手のHやNなど、違法薬物の常習が疑われる女性芸能人の情報もキャッチしているというのだ。
「HやNは過去に週刊誌などでも疑惑が報じられていますが、まったく懲りていないようですね。Uに関しては交際中のアイドルKにも以前から違法薬物使用の噂が取り沙汰されていて、元KAT-TUNの田口淳之介と元女優の小嶺麗奈のケースのように、カップル揃っての逮捕もあるかもしれません。また、Mはかなり若い頃からの愛用者と言われており、最近は『美容にいいから』と、大麻オイルをママ友に広めているそうです」(捜査関係者)
ちなみに、主演クラスの人気女優Yも以前から、持病の腰の痛みを和らげるために大麻由来の製品を愛用しているとされる。
「しかし大麻草に含まれる生理活性物質から抽出される『CBDオイル』などは日本でも合法とされていますが、違法成分のTHCを含む製品も多く流通しているのが実情です。今後は大麻オイルや大麻リキッドといったグレーな部分を捜査で突いてくる可能性は高いですね」(社会部記者)
最近では逮捕を恐れて、昨年6月に大麻が解禁されたタイでハメを外している芸能人も増えているという。
大手芸能事務所のマネージャーが語る。
「スタイル抜群の女優Nなどは頻繁にインドネシアのバリに出かけて、ジャカルタ経由でバンコクに入ってはハッパを楽しんでいるともっぱらです。タイ行きがバレると、大麻目当てだと勘繰られてイメージダウンに繋がりかねないので、うまくカモフラージュしているのでしょう」
とはいえ、依存性の強さが違法薬物の怖いところだけに、いつまで海外で楽しむ程度で済ませられるものか。
もちろん、様々な男性芸能人の名前も捜査線上には浮上していた。
「司会者として活躍し、シャブ使用で逮捕の過去を持つスポーツ選手と昵懇とも言われる人気タレントNやバラエティー番組でも存在感を放っている歌手G、ドラマや映画で主演クラスの活躍を見せるSやTなどは当局からずっとマークされています。なるべくプライベートで関わらないよう、うちのタレントたちには言い含めています」(マネージャー)
いずれも高い知名度を誇る大物と言ってもいい。それだけに、逮捕となればハチの巣をつついた大騒ぎとなるはずだ。
「世間へのアピールという意味では、ここ3年ほど続いていたコロナ禍がだいぶ沈静化し、何かと風紀が乱れやすい夏休みシーズン前の、この時期が絶好のタイミングといえますからね。最近では高校生をはじめ、若者を中心に大麻による検挙者が急増しているといった背景もある。負の連鎖を阻止して世間の空気の引き締めを狙った、いわゆる見せしめ逮捕も十分にありうるでしょう」(捜査関係者)