1月10日に放送された草なぎ剛主演のドラマ「嘘の戦争」(フジテレビ系)の視聴率が、11.8%だったことがわかった。この数字はフジにとって久しぶりの2ケタ視聴率だという。
「フジといえば、昨年の10月期に放送したすべてのドラマが1ケタ視聴率という、悲惨な状態にありました。そのため現在のフジで11%台は十分な数字ですし、このまま2ケタをキープすれば、草なぎはまさに救世主となるでしょう」(テレビ誌記者)
「嘘の戦争」は、幼い頃に家族を殺された主人公が、詐欺師となって復讐の鬼と化す物語である。
今回、同ドラマを観た視聴者から、劇中の台詞がSMAP解散騒動を彷彿させると話題になっている。
「ドラマでは草なぎ演じる主人公が『俺は嘘が嫌いだ!』『あの日、俺は悔しくて泣いた』『地獄を見せてやる』などといった台詞が登場します。そしてSMAPといえば、一部報道によると元々5人で事務所の独立を考えていたにもかかわらず、木村拓哉が土壇場で残留を決めたため、内部分裂に繋がったと報じられている。そのためドラマを観ていたファンからは『つよぽんの一言一言が解散騒動と被って説得力がある』『関係者全員に観てほしいぐらい、台詞が突き刺さるね!』『台詞からSMAPメンバーはこのまま終わらないという気概を感じる』という声が殺到しました」(前出・テレビ誌記者)
またドラマでは山本美月演じる女医が「いつかまた家族が一つになれたら」という台詞に、「叶うといいですね」と返す草なぎの言葉も話題に。
多くのファンはSMAP解散に対する様々な想いを、ドラマの草なぎと重ねていたようだ。
(森嶋時生)