2017年も群雄割拠の時代が続きそうな女性アイドル界。芸人がアイドルに楽曲提供をするのは珍しくないが、プロデュースする例も増えてきている。
大ブレイクとは言い難いが、地道な活動を続けているのは、ロンドンブーツ1号2号・田村淳が生み出した「スルースキルズ」。コンセプトは、“罵られるアイドル”。淳らしいツイッター発のアイドルだ。
「淳は休日を利用してツイッターで『淳の休日』を配信しているんですが、そこで女性を募集、オーディションをして誕生しました。田村がツイッターの炎上を無視できずに反論してしまうことから、スルーできるスキルを持ったアイドルにしたいそうで、キャッチコピーは『みんなのストレスいただきます!』。ダンススキルは年々高まり、美人も増えました」(エンタメ系ウェブサイト運営者)
現在は、全日本プロレスの応援大使を務め、リング上でもライブパフォーマンスを展開中だ。
オアシズ・大久保佳代子も、実は女性アイドルプロデューサーだ。
「名前は、ザ・マーガリンズ。すでに終了した番組『マルガリン銀行』(TOKYO MX)から誕生した、借金返済アイドルです。リアルに借金を抱えた一般人をオーディションで集め、“枕OK”で芸能界デビューしました」(前出・エンタメ系ウェブサイト運営者)
総監督は、「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)や、「恵比寿★マスカッツ」の生みの親であるマッコイ斉藤。両ユニットで活動するタレントもいる。淳、大久保発のアイドルはまだいずれも知名度が低いが、コンセプトはしっかりしていると評判で、きっかけがあれば売れる可能性も。今のうちからチェックしておいたほうがいいかも!?
(北村ともこ)