元フジテレビアナで現在はフリーで活動する長谷川豊が2月6日、日本維新の会の公認候補として千葉1区から次期衆院選に出馬することを記者会見にて表明した。この会見で長谷川は、透析患者への暴言で全番組降板のきっかけになったブログについてあらためて謝罪したが、その説明でまたもやヒンシュクを浴びているという。週刊誌の記者が顔をしかめる。
「ブログ騒動から半年しか経っていない段階での政界進出表明について長谷川は、『ベッキーさんや矢口真里さんは1年半謹慎されていた』と語り、謹慎期間の短さを表現。しかしベッキーの不貞と長谷川の暴言はまったく質の異なる問題で、ここでベッキーを引き合いに出すのは彼女に対して失礼でしょう。しかも、彼がベッキーの件で失礼な言動を口にするのはこれが2回目なんです」
その1回目とは昨年2月のこと。長谷川は自身の取材から得た情報として、不貞騒動のさなかにあったベッキーが直筆メッセージを発表するとブログ上で断言。しかしこの情報は空振りに終わり、“ガセ川”とのあだ名をちょうだいするハメになっていた。
「さらに長谷川は2月5日付のブログでベッキー騒動が不貞でも略奪でもないと断言し、その理由について『これは勘なのですが、確信しました』と“勘”であることを強調。結局、その勘は外れるわけですが、今回の出馬表明もまたもや“勘”によるものではと、世間を呆れさせているわけです」(前出・週刊誌記者)
長谷川は会見で、言葉の問題でミスを起こしたことにより、もうアナウンサーには戻れないと考えていたと明かした。だが、出馬表明の場でまたもや言葉のミスを犯したも同然であり、この調子では選挙に出る資格そのものを問われかねない状況かもしれない。
(金田麻有)