昨年12月に週刊誌で法律違反の薬物使用疑惑を報じられ、芸能界を電撃引退した成宮寛貴氏。その前後に海外に渡ったと見られているが、その“海外逃亡”に関してタイムリミットが迫っているという。トラベルライターが海外滞在事情を説明する。
「電撃引退からの海外渡航となると、長期滞在用のビザを取得するヒマはなかったはず。そのためノービザでの短期滞在を余儀なくされているはずです。成宮氏の渡航先として有力視されるタイでは1回の期限延長を含めて60日間までの滞在が可能ですが、そろそろ出国を迫られる計算ですね。ほかにはシンガポール経由でヨーロッパに渡ったという観測もあり、この場合は“シェンゲン協定”により90日間の滞在が可能。それでも3月上旬にはヨーロッパを出る必要があります」
その気になればタイからヨーロッパ、そしてシンガポールなどと居場所を転々とすることで、ノービザでも1年以上の海外滞在を続けることは可能だ。
「ただ、成宮氏のような元芸能人が南京虫のいるような安宿に泊まり続けるとは思えず、長期の海外渡航にはそれなりの資金が必要。すでに日本に帰国済みの可能性もあります」(前出・トラベルライター)
いずれにせよマスコミの目から逃れたい成宮氏としては、どこにいたとしても人目につく行動は避けたいはず。それが国内であろうが海外であろうが、ひとたび居場所が知れた日には、マスコミの取材合戦が始まることは間違いなさそうだ。
(金田麻有)