マイケル・ジャクソンの母親キャサリン・ジャクソン(86)が甥に対し接近禁止令を獲得した。
マイケル、ジャネット、ジャーメイン、ラトーヤを含む有名な子供たちの母であるキャサリンは、甥でキャサリンの運転手を以前していたトレント・ラマー・ジャクソンが汚い方法で自身を欺いていたと主張しているようだ。
TMZとピープル誌が入手した法的書類でキャサリンは、長年トレントがキャサリンを巧みに操り、「恐怖と混乱が継続的な状態」に陥らせることによって、キャサリンの財政の管理をし、またキャサリンのゲストハウスに無料で滞在していたと主張しているという。
また同書類には、トレントがキャサリンを子供たちと別居させようとしたため、キャサリンは子供たちと自由に話すためにクローゼットの中に隠れなければならない状況にまで陥ったと記されているようだ。
キャサリンの長女レビーとその子供たちの一部は、トレントに反する証言をする意向を示しているという。
キャサリンは2月3日、大金の給料を手にしていた自身の運転手だったトレントを法執行官立会いの下に解雇しようとしたものの、代理人と弁護士が到着すると姿を消したという。トレントは、キャサリンの口座からお金を横領し、キャサリンのクレジットカードを自身のために使用したと見られている。
今回出された接近禁止令によりトレントはキャサリンの100ヤード(約91メートル)以内に近づくことが禁止されたほか、キャサリンのゲストハウスからの退去と鍵、パスワードなどの返却を裁判所から命じられている。
審問は3月1日に予定されている。
一方、マイケルの死後、マイケルの子供たちプリンス(19)、パリス(18)、ビージー(14)の法的後見人に選任されたキャサリンは現在、ジャネットの赤ちゃんに会いにロンドンを訪れているようだ。