2017年1月10日から2月27日まで開催されている「ドラゴンボールスタンプラリー」に多くのドラゴンボールファンが参加し、話題となっている。
同イベントは各駅に設置されたキャラクターのスタンプを押して回るイベント。秋葉原駅ならビルス、新宿ならヤジロベーと新旧のキャラクターが勢揃いしており、全65駅全てのスタンプを集めるとオリジナルピンバッジセットがもらえるとあって、多くのファンが参加している。
「スタンプに使用されているキャラクターは、各駅の駅員がリクエストしたもので、例えば原宿駅なら『クールかつワイルドな魅力的な駅であり続けたい』という理由で悟空の父親であるバーダックになっています。スタンプを押しつつ、そんな理由を読むのもスタンプラリーの楽しみのひとつといえるでしょう」(漫画誌ライター)
スタンプが置かれているのは、北は赤羽、東は取手、南は蒲田、西は西荻窪までで都内が中心となっている。山手線の駅にもスタンプが設置されているが、なぜか全29駅の中で唯一、鶯谷駅だけスタンプがない。
「鉄道ファンの間で『山手線の中で一番いらない駅』とされる西日暮里駅や、『山手線ゲームで『一番最後まで出てこない駅』と言われる駒込駅ですらあるのに、なぜか鶯谷だけはないんです。もちろん、主催しているJRはその理由を明かしていませんが、鶯谷駅は商売の女性が男性と待ち合わせをする場所なので外されたのではないかとささやれています」(前出・漫画誌ライター)
鶯谷駅の周辺には男女が逢引をするショートステイのホテルが多く、男性とデリバリー方式の女性が鶯谷駅改札で待ち合わせしているシーンを頻繁に目にすることができる。スタンプラリーをする子どもにとって、決していいとはいえない環境。それが考慮されたようなのだ。
「単純に『子どもが鶯谷を読めないから』という理由も出ていることを付け加えておきましょう。いずれにせよ、山手線の駅を制覇するつもりで勢い良く回っていると、ついつい鶯谷駅でも降りてしまいそうになるので注意が必要です」(前出・漫画誌ライター)
さらに京浜東北線の赤羽-蒲田間では上中里駅だけスタンプが設置されていない。こちらも注意してラリーに挑むといいだろう。