昨年公開されたアニメ映画「この世界の片隅に」で主人公のアフレコを務め、声優としての評価を確立したのは、女優の「のん」こと能年玲奈である。
事務所独立騒動を経て、新たな一歩を踏み出したことで、今後の活動に大きな期待が寄せられているが、思いもよらぬ騒動が彼女の周辺で起きているという。
「昨年末からツイッター上で映画評論家の町山智浩さんと『とくダネ!』(フジテレビ系)でコメンテーターを務める作家・投資家の山本一郎さんが大激論を繰り広げているのですが、その発端となったのが、のんさんなんですよ」
と語るのは、芸能ライターである。さらにこう続ける。
「ある番組がのんさんをキャスティングしようとした際、事務所の圧力で出演できなくなったと町山さんがツイートで明かしたのですが、これに山本さんが『そういった事実はない』と猛反論し、大論争に発展したのです。いったん論争は終結したのですが、最近になって争いが再燃。ジャーナリストの津田大介さん、コラムニストの小田嶋隆さんらネットで影響力のある方々が参戦し、険しい言葉が連日、ツイッターで飛び交っています」
2月中旬現在、のんの話とは別に、過去の発言などを巡り、山本氏が集中的に非難を受けている状況だという。
「のんさんも自分がきっかけで激論となっているだけにチェックしているに違いありません」(前出・芸能ライター)
文化人同士のそんな大ゲンカに、彼女の心中やいかに。
(白川健一)