今春に高校を卒業した橋本環奈が、10月公開予定の映画「斉木楠雄のΨ難」にて、ヒロインの女子高生を演じることがわかった。
3月28日に公開されたキービジュアルでは緑×白のセーラー服をまとい、学園のマドンナを再現。自分の美貌に絶対の自信を持つ完璧な美少女という役は、橋本にうってつけと言えそうだ。
しかも本作のヒロインには“宇宙一かわいい”というキャッチコピーが付けられており、かつて“1000年に一人の美少女”と呼ばれた橋本が、その可愛らしさをさらに進化させた形となる。そんな橋本に対して「進化どころか退化では」との批判も聞こえてくるという。アイドル誌のライターが耳打ちする。
「これから女優として羽ばたこうというのに、与えられた役がまた女子高生では、彼女のイメージが固定化されかねません。3月公開の『ハルチカ』でも女子高生役でしたし、7月公開予定の『銀魂』では14歳のキャラを演じるなど、さっぱり大人扱いしてもらえないのが現実。この調子だと20歳を迎えても女子高生の役ばかりが来てしまう恐れもありそうです」
ただ、他の女優には20歳を超えてもなお女子高生役を演じる例が珍しくないようだが‥‥。アイドル誌のライターが続ける。
「2月公開の『一週間フレンズ。』では22歳の川口春奈が、昨年2月公開の『黒崎くんの言いなりになんてならない』では当時二十歳の小松菜奈が女子高生役を演じていましたが、彼女たちは他の作品で実年齢より年上の役にも挑戦しています。橋本の場合は『女子高生の役しか来ない』ことが最大の悩みなのです」
そんな橋本には「Eカップに進化!」など肉体の成長を評価する声もあるが、今どきEカップ女子高生も珍しくなく、体型だけで大人の仲間入りを果たすのは難しそうだ。ここはひとつ、ルックスからは想像できないハスキーボイスを活かして、三十路の役などに挑戦してみてもいいのかもしれない。
(金田麻有)