10月21日公開の映画「斉木楠雄のΨ難」で、前作「銀魂」に続いて抜群のコメディエンヌぶりを発揮している橋本環奈の演技が、早くも注目を集めている。
「映画『銀魂』では、可愛い容姿とは裏腹に毒舌で大食いな宇宙最強の戦闘種族の生き残り少女の『神楽』役を演じ、その思い切りのいい演技を絶賛されました。特に、白目をむいて鼻をほじるシーンは、衝撃的でしたね」(映画誌記者)
「銀魂」の撮影からわずか一週間後に、映画「斉木楠雄の──」がクランクイン。「銀魂」のテンションそのままに撮影に臨んだという。
「今回、橋本が演じている女子高生の『照橋心美』は、容姿端麗な学園のマドンナを装っているものの、実は自分の美貌に自信があるだけに男子生徒を自分の意のままに操れると信じているという難しい役どころ。表の顔と裏の顔のギャップで笑わせる橋本のみごとな演技に、『銀魂』に続いて監督を務めた福田監督も『カンカン(橋本環奈)の振り切った演技は、限界をかるがると超えた』と褒めちぎっていました」(前出・映画誌記者)
この“振り切った演技”については、橋本自身も、「中途半端に演じたら、それが一番面白くないということを『銀魂』の現場で痛感したので、今回は表の顔も裏の顔も『ちょっとやりすぎじゃない?』と思われるくらいまで、全力でやり切りました」とコメント。
ネットでも「振り切った橋本環奈見るためだけに観ようよ」「原作知ってる人なら爆笑できる。橋本環奈の振り切った演技マジヤバイ」「何より橋本環奈のアイドルらしからぬ演技で、初めて実写化作品観に行こうと思った」といった感想が躍った。
「“1000年に一人の美少女”と言われ、映画『セーラー服と機関銃-卒業-』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した頃は、まさかここまで針の振り切れたコメディエンヌになるとはファンも思っていなかったはず。そんなファンのために、次回作では恋愛ドラマで、針の振り切れた艶シーンにも挑んでみてはいかがでしょうか」(スポーツ紙記者)
その時も「ちょっとやりすぎじゃない?」と思われるほど全力でオトナの演技をやり切ってほしいものだ。
(窪田史郎)