4月3日からNHK朝の連続テレビ小説「ひよっこ」がスタート。同じ朝ドラ「あまちゃん」で注目を集めた有村架純がヒロインを演じるだけに、早くも話題を集めている。
「今の朝ドラ人気の火付け役になったのが『あまちゃん』。それ以降、7作品中6作品が、平均視聴率20%超えを記録しています。初回の視聴率こそ、19.5%と20%を切ってしまいましたが、今回は有村がヒロインを演じるだけに、視聴率の面でもかなり期待されています」(テレビ誌記者)
今回の朝ドラは、茨城の農家から高校を卒業して集団就職で上京するヒロインの成長を描く。「ちゅらさん」「おひさま」を手掛けた岡田恵和のオリジナルストーリー。有村はオーディションなしで、ヒロインに起用されたという。
「有村は15年に映画『ビリギャル』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞と新人俳優賞を受賞。さらに、『ストロボ・エッジ』ではブルーリボン賞主演女優賞を受賞するなど、この所女優としてメキメキ頭角を現しています。今回のヒロイン役も脚本家・岡田の指名によるものだと言われています」(前出・テレビ誌記者)
話題作りはこれだけではない。主題歌を担当するのは、あのサザンオールスターズの桑田佳祐。「あまちゃん」ファミリーから、宮本信子も出演。話題作りにも余念がない。
「『あさが来た』は広岡浅子、『とと姉ちゃん』は大橋鎮子、『べっぴんさん』は坂野惇子と、このところの朝ドラには、必ずモデルとなった実在の人物がいましたが、今回はオリジナル脚本なので、特定のモデルはいません。いってみれば、高校一年の時に事務所のオーディションを受けて合格し、上京してきた有村自身の人生とオーバーラップするドラマ。本人も奥茨城の農家の娘を演じるために、5キロ太って撮影に臨んでいると聞いています。高度成長の荒波に飲まれながら、だんだん磨かれていくヒロインの姿が今から楽しみです」(スポーツ紙デスク)
すでに熱心なファンの間では、有村の“恋のお相手”について、あれこれ噂が飛び交っている。熱愛発覚となれば話題づくりとしては磐石だが、果たして‥‥。