小栗旬が主演する連続ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(フジテレビ系)の制作発表会見が4月6日、行われた。
同作は直木賞作家の金城一紀氏が原案・脚本を手掛けるアクションエンターテインメントで、テレビドラマとは思えない本格的なアクションが売りだ。2年半ぶりの連続主演ドラマとあって、小栗も大ハッスル。アクションシーンのために、1年半前からトレーニングを開始、マンション6階から飛び降りるなど危険なスタントにも挑戦した。
ドラマの出来にも大満足で、会見では「1話の100倍ぐらい2話は面白い。最終回は1000倍ぐらい面白い」とアピールしまくった。
「小栗の主演作はそのどれもが漫画原作。ドラマでは『名探偵コナン』『獣医ドリトル』『信長協奏曲』、映画では『クローズZERO』『岳-ガク-』『宇宙兄弟』『ルパン三世』などに主演している。それだけに、原作漫画ファンからはどこを切っても金太郎飴の小栗旬と揶揄されており、いまだに代表作と呼べるものがない」(映画記者)
小栗が大はしゃぎしているのにはワケがある。熱望していた西島との共演が叶い、漫画原作でないドラマで勝負できるからだ。
「小栗は西島にベタ惚れなんです。民放連続ドラマ初共演の本作は、元々同じスタジオで違うドラマを撮影していた際、小栗が本作への共演を前提に『次、アクションやってください』と頼み込んだのがきっかけ。西島が普段から体を鍛えていること、アクションに対して意欲的なため、どんな無茶ぶりにもこたえてくれることから決断した。実際、西島は現場で人一倍練習熱心で、どんな高度な要求も難なくこなしていました。共演後、小栗は『すごくストイックそうに見えてチャーミングでナチュラル』と笑顔を絶やさない西島の紳士ぶりに首ったけ。『大好きだからすごくそばにいたい』『今、秀俊さんと呼んでいるのを、最終的には“秀にぃ”と呼びたい』と臆面もなくラブコールしたほどです」(テレビ誌記者)
西島からは「弟のように感じている」と言われた小栗だが、ひっきりなしのお誘い電話でウザがられなければいいが‥‥。
(塩勢知央)