4月11日に初回が放送された連続ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(フジテレビ系)。視聴率は関東地区13.9%、関西地区18.4%と好調なスタートを記録したが、さっそく激しいツッコミを浴びている。
小栗旬演じる元自衛隊員の稲見朗と西島秀俊演じる元公安捜査員の田丸三郎らが所属する「公安機動捜査隊特捜班」の活躍を描いたアクションエンターテインメント作品なのだが、過去のドラマ「SP」(フジテレビ系)や「MOZU」(TBS系)に似ていると指摘されているのだ。
「07年から連ドラとして放送され、その後に映画やスペシャルドラマにもなった『SP 警視庁警備部警護課第四係』(フジテレビ系)の脚本担当だった直木賞作家の金城一紀が今回のドラマでも脚本と原案を手がけているため、ハードボイルドな世界観がよく似ています。さらに小栗と西島は、『SP』で主演した岡田准一も練習したカリ・シラットという武術のトレーニングを積んでいますから、見せ場の1つであるアクションシーンが『SP』に似ていても当然のこと。さらに14年から連ドラとして放送され、その後に映画やスピンオフドラマとなった『MOZU』(TBS系)は警視庁公安部が舞台で主演は西島、その妻を石田ゆり子が演じていました。よく似た舞台設定のドラマに同じ役者が2人出ていたら、似ていると感じるのも不思議ではありません」(テレビ誌ライター)
アルファベットが入るタイトルまで似ている「CRISIS」。「SP」「MOZU」に続く人気作品となるか。