書籍では09年の「美玲さんの生活。」と続編となる11年の「美玲さんの生活。super!」とフォトエッセイを刊行。プライベートショットも収めた一冊で、女優としての姿とはまた違った彼女に会える。11年にはほかに「乱反射」と「スノーフレーク」と2本の映画と連動したオフィシャルブックをリリース。一方で“ファースト写真集”と銘打たれているのは意外にも、デビュー10周年を迎えた14年発売の「失恋、旅行、パリ。」となる。
「新聞紙だけを身にまとったカットや、汚れた顔でボロボロの服を着た姿などで『失恋』のどん底感を表現した貴重な1冊です」(出版関係者)
あまり知られていないことだが、彼女はCDリリースもしている。主演映画「スノーフレーク」の主題歌「Sweet&Bitter」や挿入歌など3曲を収録。
「どれも飾りっ気のないまっすぐな歌声を聞かせてくれています。さまざまな音楽ジャンルをファッションで表現したフォトブックや映画のシーンを使ったPVも彼女らしさがあふれていますが、限定生産だったため、今では入手困難なのが残念ですね」(音楽ライター)
タレントの黒歴史がプレミア化するケースはよくあるが、白歴史までプレミア化するのは、彼女のマルチな才能ゆえだろう。