4月16日、お笑い芸人の友近が扮する演歌歌手の大御所・水谷千重子主演による「キーポンシャイニング歌謡祭2017」が、東京の昭和女子大学人見記念講堂で開催された。この歌謡祭は毎回ゲストが豪華なことで知られ、この日もChage、稲垣潤一、岸谷香、高橋洋子、平原綾香らが出演。今後も大阪、名古屋、福岡、仙台での公演があり、冠二郎、堀内孝雄、こまどり姉妹、中村雅俊、持田香織(Every Little Thing)らの出演が決定している。
「友近扮する水谷が『こんなお得な歌謡祭はない。紅白も新しい人ばっかりになって、昭和の名曲とかを聴きたいって人もいる。これはもう1つの紅白みたいなものなんじゃない?』と言っていましたが、まさにそのとおり。確実に昨年の紅白よりも紅白らしい華がありました。特に元『プリンセス プリンセス』の岸谷香があまりに水谷千恵子そっくりになっていて驚きました。ステージを見ながら『友近が2人いる』『友近は双子?』と観客がザワついたほどです。岸谷は昔と変わらないパワフルな歌唱力で代表曲である『世界でいちばん熱い夏』を水谷と熱唱していましたから、耳からは確かに岸谷を感じることはできました。しかしステージに目を向けると水谷が2人いるようで、不思議な感覚を味わいました」(カメラマン)
大物ミュージシャンを巻き込んだ一大イベント。水谷が自画自賛するように、観客にとっては確かにお得な1日となったに違いない。