綾野剛が主演するドラマ「フランケンシュタインの恋」(日本テレビ系)が苦戦を強いられている。初回の視聴率こそ11.2%と2ケタだったものの、以降は第2話7.3%、第3話8.4%と低空飛行を続けているのだ。
その理由の1つに、綾野演じるフランケンシュタインを思わせる不死の怪物・深志研がうれしくなると首からにょきっと生やしてしまうキノコや、同じく深志が寝た後の布団に群生したシメジ、納豆を食べた翌朝の深志が寝た布団に生えたナメコなどが「気持ち悪い」と激しく不評を買っていることが挙げられる。さらに深志から恋心を寄せられるヒロイン津軽継美を演じる二階堂ふみが「棒演技すぎる」と視聴者からブーイングが起きている。
「二階堂は12年公開の映画『ヒミズ』や13年公開の映画『脳男』などで見せた吹っ切れた特殊なキャラを演じるのは上手ですが、今回演じているどこにでもいそうな女子大生や、昨年放送されたドラマ『そして、誰もいなくなった』(日テレ系)で演じた結婚願望の強い一般的な女性といった“普通の女の子”を演じると、とたんに魅力は半減してしまいます。演技派と呼ばれている二階堂ですが、感情の振れ幅の狭い普通の女の子を演じるのは苦手なのかもしれません」(映画製作会社関係者)
もともと女性からの人気が低い二階堂。「美女と野獣」のような異色ラブストーリーのヒロインを演じるのはハードルが高いことなのかもしれない。