放送3年目を迎えた昼の帯番組「バイキング」(フジテレビ系)。
スタート当初は低迷が伝えられていたが、時事ニュース路線に転換後、視聴率が急上昇。現在は同時間帯トップのTBS系「ひるおび!」に肉薄するまでになった。
そんな「バイキング」を巡り、何やら穏やかでないウワサが聞こえてきた。
「先日放送された『バイキング』の何気ないシーンで『サブリミナル効果』が使われたんじゃないかと話題になってるんですよ」
と語るのは放送作家だ。
サブリミナル効果とは、視聴者の記憶に残るように、一瞬だけ別の映像を挟み込み、潜在意識に訴えかける広告手法。日本ではNHK、民放連ともに禁止を規定している。
いったい、「バイキング」のどの場面がサブリミナル効果だと指摘されているのか。放送作家が続ける。
「5月30日の放送で『思い出の結婚式ソングベスト5』というコーナーです。この中の『歌声喫茶』を紹介するVTRで“政治的なサブリミナルメッセージ”とも取れるカットが入ったんですよ」
果たして、“政治的なメッセージ”とは──。
「歌声喫茶の入り口のポスターに書かれた『共謀罪NO』という文字です。カメラが移動する中で本当にチラッとだけ写っている。まあ、たまたまの可能性もありますが……」(前出・放送作家)
好調を続け注目されているがゆえの“疑惑”といったところか。
(白川健一)