元SMAPの草なぎ剛が、犬の散歩中に道路で足を投げ出して座っていた。そんな“奇行”が5月19日発売の「フライデー」で報じられた際には、こんな記事も止められないほどに事務所から冷遇されていると言われたものだ。ところが最近になって、逆に猛プッシュを受ける状況に変わってきているというのである。業界関係者が耳打ちする。
「ジャニーズ事務所との契約更改が近づくにつれ、草なぎをはじめとする元SMAPのメンバーが独立するかどうかは事務所側として大きな問題。その中で草なぎ自身は判断を迷っており、事務所側もこれまでの冷ややかな態度から一転して厚遇を約束したようなのです」
しかし草なぎはSMAP解散の中で事務所と決裂し、退所は決定的と言われていたはず。それがここにきてなぜ、事務所が態度を一変させたのか。その理由は彼の演技力にあるという。業界関係者が続ける。
「今年1月期には木村拓哉の『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)がそこそこヒットしたものの、彼の演技は相変わらず酷評のマトに。また放送中の月9ドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)では嵐の相葉雅紀が学芸会レベルの迷演技を見せています。このままではジャニーズにはロクな役者がいないとの評価が確定しかねないため、俳優としての評価が高い草なぎを離したくないとの思惑が浮かんできているようです」
ジャニーズには岡田准一や二宮和也といった演技面の評価が高いメンバーもいるものの、やはり元SMAPである草なぎの知名度はダントツ。その彼が最終的にどんな判断を下すのか、ファンならずとも注目されるところだろう。
(浦山信一)