いまや「お笑い界のミリオネア」有吉弘行が、そのイメージからすると意外に思える「今のささやかな夢と希望」を語った。6月11日放送のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(JFN系)でのことだ。
「有吉はいきなり『面白い漫画知らないか?』と共演者に質問し、戸惑う共演者に『俺の唯一の楽しみっていったら、いい漫画見つけたり、聞いたりして電子書籍でまとめ買いするっていう金の使い方。それだけが俺の唯一の楽しみなんだよ』と告白したんです」(エンタメ誌ライター)
ただし読むに値する漫画の条件は、いくら面白くても「まだ、2巻までしか出てません、とか、ちょっと寂しい」ので読み応えがなくアウト。
「これまで最高にハマった漫画はジャズ漫画の『BLUE GIANT』(ブルージャイアント)で、『一番いいのよ。10巻くらいまで出てるのが』と付け加えた。理由は『全44巻と言われるとさすがにまとめ買いの時、震えるじゃん。(支払いが)1万(円)超えてくると、震えるじゃん、やっぱり。大丈夫か、これ?』とのこと。それだけ読んで、もしつまらなかった時の落胆が大きいことが心配なようで、意外に小心者だなと思いました」(前出・ライター)
大人買い主義のきっかけは、自身の誕生日。タイムマシーンの関から3種類の漫画各3巻ずつをプレゼントされ「好きだったらこの続き買ってください」と伝えられたことだ。2種類は既読でスルーし、残りが「BLUE GIANT」だった。「もう1巻読んだ状態で、ああ、これはもう完全に面白い、っていうことで、電子書籍の方でまとめ買いで、10巻まで即買いした」という。
「有吉は昨年のフリーアナの夏目三久との熱愛騒動で、夏目との接触を控えざるを得なくなってから仕事がオフの時にヒマを持て余し、さりとて趣味もない。芸能人との付き合いも苦手で和田アキ子の電話はスルー、番組で共演している櫻井翔の連絡先すら聞かない。せいぜい664万人のフォロワーを持つツイッターを更新するくらい。今さら新しい出会いを探す気持ちもなく、ついつい漫画にハマったらしい」(芸能ライター)
面白い漫画を見つけたら、ツイッターで教えてあげてみては?
(塩勢知央)